周知のとおり、本木さん主演の『おくり人』がアカデミー賞を受賞しましたね、はい。おめでとうございます。
その映画の趣旨とか内容などはほとんど知らない僕ですが、凄く凄く感動しました。
え?知らないくせに? はい、そうです。 映画はほとんど知りません。僕が感動したのは、本木という俳優さんにです。
あの映画は、本木さんが監督にプロデュースしたみたいです、どうやら。
彼が20歳前半の時に読んだ本があり、それが棺桶に人を埋葬する仕事の人の日記だったらしいです。
本木さんが数年前にインドを旅行した時に、ガンジス川で死体を洗う光景を含めた生と死が隣り合わせという経験があり、凄く考えたそうです。
そのインドでの旅を集めた写真集を出す際に、その本の1文を自分の写真集に掲載する事を著者にお願いしたそうです。
そういった事情から、その本を映画にと、プロデュース的な事を行ったようなのです。
その映画撮影に入る前に、本木さんは、葬祭会社にお願いして、実際に「おくりびと」の仕事を経験したらしいです。生と死がこんなにも身近なものだと痛感した彼独特の感性と、役作りに対する彼の役者魂。そういったものが融合したのでしょう。
映画を撮り終わって、本木さんはその著者に自筆の手紙を書いていました。貴重な体験を出来た事、生と死についてこんなにも深く考えれた事、著者への感謝の念。そういったものが大きく含まれている丁寧な手紙でした。
僕はニュースでその手紙を見たのですが、なんとも達筆で、難しそうな語句をも平気で使用している本木さんに凄く驚きました。
著者の方も言ってました。しぶがき隊という一世を風靡した若者が、生と死を考え、立派な手紙まで送る。ここまで立派な人はそうそういないんじゃないか・・・、と。
アイドルという柔らかいイメージで人を判断してはいけなく、そこから頑張り、努力によって大きく人は成長するものなんですね。
アカデミー賞受賞にではなく、本当に、本木さんという俳優に人間に力を感じました。すべき事をしっかりとしてきた人なんだと。
僕なんてまだまだです・・・、ほんとに。頑張らなきゃ。
P.S. 最近の若い者は・・・。とよく聞く言葉ですが、今日、K-1の試合を見て思いました。倒れずに何度も何度も血を流しながら元世界王者に向かっていく24歳の日本男児や、元世界王者に勝った大学4年生のファイターや、ドクターストップで試合が出来なくなり廊下で号泣する何度も何度も前へ前へ向かったオタクファイター。 日本の若者は元気です。 彼らの元気さをもらった今日の夜でした。
