Numberという雑誌があります。様々なスポーツアスリートの論評をしている雑誌で、結構深く論評しているので好きな雑誌の1つです。
そこに、欧州チャンピオンズリーグ(欧州のサッカークラブナンバー1を決めるトーナメントで半年間程度の期間で各国リーグと並行して行われる大会)のバルセロナVSマンチェスターユナイテッドの試合についての論評をオシムさんがしていました。
色々な事をおっしゃってたのですが、その1つの僕は大きな戸惑いと『?』を感じました。
試合結果はバルセロナが2-0で前年度チャンピオンのマンUを見事に下しました(完璧なバルセロナ勝利の試合内容でした)。
オシムさんは、マンUが勝ってほしいと望んでいたようです。ひいきするクラブは個々にあるので、それに対しては何も思わないのですが、その理由が『?』なんです。
その理由が、マンUというクラブはファーガソン監督が率いて20年以上経つクラブで、ファーガソンはスター選手に規律を求める監督です。
又、人材を育てる能力があり、今のチームメンバーの中にもその人材は中心人物として活躍している。
そのファーガソンの姿勢やクラブ作りは、Jリーグを含む多くのサッカークラブが模範とすべきであると言ってるのです。
だから、マンUが優勝する事が望ましいと言及してるのです。
・・・・・・、・・・・・・・、。。。。。。ん? 何?? はて??? 状態です、僕は。
僕はサッカーが好きで、多くの雑誌やテレビ観戦をしますけど、バルセロナの新監督のグアルディオラ監督もスター選手に規律を求める監督ですし、他の強豪クラブの監督の多くが規律を求めるはずです。じゃなければ、強豪になりきれません。
それに、グアルディオラ監督の考えには、カンテラ(クラブの下部組織)上がりの選手がチームメンバーの多くを占めるべきだと考えています。
実際、今のバルセロナのスターディングメンバーの6人が下部組織あがりであり、対するマンUは2名程しかいないんじゃないでしょうか?
あとは、補強で加えた選手となります。
はい、となれば、僕はバルセロナのクラブ作り、グアルディオラ監督のクラブ作りというものの方が素晴らしいんじゃないかと思う訳です。
バルセロナが目指すトータルフットボール(全員で攻めて全員で守る)やポゼッションサッカー(パスを繋いでいくサッカー)に魅力を感じた人達が下部組織に入り能力を伸ばしていく、そこからトップチームへ人材を供給する。
クラブの在り方としては理想的だと思うんですよ、はい。 多額の資金をつぎ込んで選手を集めて作るクラブチームより、今のバルセロナの在り方の方が絶対に理想的ですし、チーム哲学というものが芽生えて、それが勝利に繋がると思うんですよ。
今回の決勝戦の試合内容は、誰が見てもバルセロナの圧勝でした。それは、マンUが決して弱いわけではなくて、先制されて自己を信じる事が出来なくなり自滅したという感じです。本来の力の30%程度しか出せていなかったでしょう、マンUは。
なぜそうなったか、きっとそれはチーム哲学や信念だと思います。バルセロナは、負けても自分たちのサッカーを貫こうと試合に臨んだそうです。
マンUはどうったのでしょうか? 先制されて、チームが浮き足だして、何を信じていいのか分からなくなったのは、そういった哲学や信念というものが徹底されてなかったからだと思います。
僕は、素人ながら、今回の決勝戦をそう分析してます。マンUも本当にいいチームだったのにその力が出せていなかった、いや、バルセロナのポゼッションサッカーにより出せなかった、そう感じています。
なんだか、偉そうに言ってますが、少しサッカーにうるさい人間ならこれ位は分かると思います。ましてや、代表監督の経験を持つオシムさんなら僕以上に分かってるはずです。
それなのに、マンUというクラブの在り方の方が素晴らしいとする事が『?』な訳です。。。。
サッカーに詳しい方がいらっしゃったら、コメントでご意見お待ちしています。
では。